ピックやめてみようかと思います。
この度、完全指弾きギタリストに転向する事になりそうです。
前々から「ピックを捨てて指だけでなんでも弾けるようになりたい」と思ってはいたんですが、一般的に求められる「ギターの音」っていうのはだいたいピックで弾いたあの音なんですよ。
何よりわたしもギタリストの一人として「ギターはピックで弾くもの」という謎の先入観というか、固定概念にとらわれ続けてきたわけで。
ただ、この度は仕事の変更に伴い患った手の痺れによりピックが持てなくなったため、指弾きに移行せざるを得なくなりました。
指弾きだけでギターを弾いてみると、なんだか違う楽器を弾いているみたいで楽しいです。
今までも弾き語りの際には指弾きでアルペジオとか、ボサノヴァ的なフレーズは弾いていたんですが、
今までピックを使ってやっていたことを指で、となるとこれは新しい挑戦なわけです。
カッティングとか、単音弾きのソロとか、リフとかがそれにあたるんですが、
意外とやってみると指には指の強みがあって、ピックでやるのとは違う感覚で弾けてとても楽しいです。
というわけで、最近は指弾きのギタリストをいろいろと聴いて研究しています。
ピックを捨てて指弾きに命をかけたギタリストたちはいずれも超絶技巧派!
とても真似できないテクニックばかりですが、これから長い時間をかけて少しずつでも盗んでいいけたらなぁと思っています。
だからしばらく速弾きはおあずけ!(そもそもピックでも弾けない…)
教則DVD『小沼ようすけ ニュー・スタイル・オブ・ジャズ・ギター』Digest
「指弾きいいなぁ」とわたしに衝撃を与えてくれた「小沼ようすけ」さん。
目黒のライブハウスで生で聴いたこともあるんですが、右手の指が動いてないないんじゃないか!?と思うほど無駄な動きが少なくて驚きました。
この人を聴いているとガットが欲しくなる(笑)
Jeff Beck - Tokyo Full Concert (1999)
「指弾きと言ったら?」この人でしょう。
アーミングへの衝動はあまりないんですが、ストラトへの憧れがふつふつを湧き上がります。
ストラトをかっこ良く弾けるギタリストに憧れます。
あのギターは難しい…
Wes Montgomery live in 1965
ジャズ・ギターをやる人間が避けて通れない彼。
親指だけでなんでも弾いちゃう親指職人。
この道に足を踏み入れると大変です。
他の指が退化して使い物にならなく…はならない。
06 Just Friends 小柳淳子vo 村山義光g
ちょっとマニアックですが、大好きなギタリストです。「村山義光」さん。
大阪を拠点に活動されている方なんだそうですが、新潟にもいらっしゃったことがあって、
「ジャズフラッシュ」という市内の箱で生で聴くことが出来ました。
安いトラベルギターにフラットワウンドとブラックナイロンを張るという魔改造ギターを引っさげて、この人も指弾きでなんでもやっちゃう人です。
ギターデュオの動画もとてもよいのですが、個人的にはボーカルデュオがぶっ飛んでて大好きです。
あの人のギター伴奏で歌うにはボーカルの方にもかなりの技量がいるんだろうと思います。
両方向から憧れます。
と、今回はギタリストにしかイマイチ伝わらない話題を選んでみました。
オタクな話題というのはこうゆう方向にも使えるのです。